山村倉庫株式会社

50周年記念ロゴ 明日への想いが未来を創る〜挑戦・成長・信頼〜

50周年を迎えた感謝と次の50年に向けたご挨拶

山村倉庫株式会社
代表取締役社長 植田光夫

山村倉庫は、昭和42(1967年)年8月に山村硝子株式会社(現日本山村硝子株式会社)の物流部門が分離独立する形で設立されました。ガラスびん製造の物流業務から始まり、ペットボトルや樹脂キャップの製造や工場設備メンテナンス業務の一部を担うなど事業の拡大に努め、更に親会社の業務枠を超えて、広範な総合物流サービスにも挑戦し、食品流通分野を中心に外部売上の拡大に努めてきました。
事業を拡大できたことで次のステップとし更に効率的かつよりプロフェッショナルなサービスをご提供するために、平成28年4月1日から親会社関係の仕事は山村倉庫、それ以外の仕事は山村ロジスティクスがそれぞれ担当するべく会社分割を致しました。
そして、今年、山村倉庫は設立50年という大きな節目を迎えました。 ここまで山村倉庫を支えて下さったお客様と先人達に感謝すると共に、『山倉に任せたい』と言っていただける『山倉ブランド』を目指し、お客様に愛される企業を創造して参ります。

会社分割をし、新生山村倉庫として掲げた企業理念『挑戦そして人と企業の成長』を具現化するには、企業のブランド構築に向けた基本となる人材育成投資の覚悟とその価値をどれだけ上げていくかという戦略が必要であり、その戦略を支える柱となり企業の成長を左右する『人事評価制度』と『ブランディング』の重要性を認識することが、これからの50年のための第一歩には欠かせません。

企業ブランディングは、インナーブランディング(社内浸透)とアウターブランディング(社外浸透)の2つで成り立っています。いずれにおいても企業理念『挑戦そして人と企業の成長』と行動規範『自覚:ここまでやって当然!』・『責任感:ここまでやらなきゃいかん!』によって文化や風土が醸成され、社内の意識と働き方を高め、社外のステークホルダーとの強い絆を生み出します。

社員の「行動」がお客様の「経験」を作リ、それがお客様の心の中に「ブランド」を生み出します。今や商品 、サービス、技術は、世界ですぐにキャッチアップされます。だからこそ、圧倒的な差別化を実現して、消費者の熱狂を生み出すものは『バックストーリーを伴ったブランド育成』しかありません。
会社分割後は特に能動的言動を方針とし、子会社であっても自らの考えと行動で自立して仕事への取り組み方を変革していくことを徹底してきました。作業管理から品質管理へ、そして品質保証ができる会社へ成長することが新たな挑戦でした。今まで山村倉庫には品質と名の付く部署は存在していませんでしたが、会社分割直後に品質管理部を社長直下に新設し、各事業部に専任者を配置したことは変革の烽火と言えます。

成長し続ける企業は例外なくブランディングに力を入れ、その企業ならではの理念や想いを独自の文化として作り上げ、そこで働く社員やステークホルダーに伝え続けることが企業の魅力となり、企業の文化に共感した社員が生きいきと働き、成長する仕組みを作り出しています。
また、昨今の少子高齢化では人材が潤沢であった頃に比べてより個性が浮き彫りになってくるものと思っています。だからこそ、多様性を競争優位の源泉とする文化や制度などの組織全体の変革を進め、現場の要望に柔軟に対応し、公明正大妥当な評価ができ、変革を生み出す人材を多く育てることが、次の50年を生き抜くために必要です。

最後に、多くの工夫と50周年の思いを濃縮した素晴らしい式典開催から、多くの声と表情を集めてくれた記念誌作成まで山村倉庫の一体感を高める『繋ぐ』志を持って取組んでくれた全社プロジェクトの皆さんに感謝申し上げます。その思いをしっかり胸に刻み、次の50年に向けて踏み出していきましょう。

平成29年8月24日